新年に平和を願う

2023年01月19日

今日は当カレッジの「ラッセル」というワードについて平和への変わらぬ祈りを込めて一筆です。


ラッセル・アインシュタイン宣言について:私たちの前には,もし私たちがそれを選ぶならば、幸福と知識の絶えまない進歩がある。

当ラッセルコーチングカレッジの名は,バートランド・ラッセル(英: Bertrand Arthur William Russell, 3rd Earl Russell, OM, FRS)に由来します。

ラッセルは,アリストテレス以来最大の論理学者,経済学者,数学者の1人であり、1950年ノーベル文学賞を受賞。世界4大幸福論の著者でもありますね。

ラッセルは生涯一貫して平和主義者であり,軍事緊張が高まった1955年,核廃絶を訴える宣言を起草,これにアルバート・アインシュタインが署名して生まれたのが「ラッセル=アインシュタイン宣言」です 。アインシュタインの署名は彼の死の1週間前になされており,人類の平和への遺言とも言われています。

いま,その長い宣言から一部を。

「私たちには新たな思考法が必要である。私たちは自らに問いかけることを学ばなくてはならない。」

「私たちが自らに問いかけるべき質問は、どんな手段をとれば双方に悲惨な結末をもたらすにちがいない軍事的な争いを防止できるかという問題である。 」

There lies before us, if we choose, continual progress in happiness, knowledge, and wisdom.

「私たちの前には、もし私たちがそれを選ぶならば、幸福と知識の絶えまない進歩がある。」

「人間性を心に止め、そして,その他のことを忘れよ。もしそれができるならば、道は新しい楽園へむかってひらけている。もしできないならば、前途には全世界的な死の危険が横たわる。」 Remember your humanity, and forget the rest.

世界はひとつのシステムであり,私たち全員はその構成要素です。同じ地球に住む生き物として,すべては自分事です。

そして,ウェルビーイングな状態は人によって多様ですが,ウェルビーイングをもたらさない要素ははっきりしています。それは,貧困,疾病,戦争。

ラッセルが述べたように,私たちは過去の歴史,現在の技術や知識,智恵未来の時間と命を幸福のために使うことができる,「もし私たちがそれを選ぶならば」です。

世界中の人が苦しみから免れ,等しく平穏でウェルビーイングでありますようにあらゆることをそのために,選んでいきたい,と強く思います。

ラッセル・アインシュタイン宣言全文はこちらです。

和訳 https://www.pugwashjapan.jp/russell-einstein-manifesto

原文 https://pugwash.org/1955/07/09/statement-manifesto/ 

ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジ
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